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建築業界にいるあなたは絶対に読むべし-構造デザインの歩み

2010年10月02日 13:49



突然、所長から渡された本書。
「みんなにも配る予定だけど、一足先にちゃっぷ君にあげるよ」
と。

これを読まずして現代における日本の建築構造を語るべからず!




本書は建築技術の連載
「構造デザインの歩み」
を1冊にまとめたものである。


内容は、
ここ最近(といっても数十年間位に)建てられた建築の構造について、
設計者以外の人が取材を行い、
取材した建築の解説がなされている。
勿論、設計者のコメントも用意されている。


この客観的立場からの作品紹介集という点で本書は優れている。
自分の建てたものを自慢げに語る作品集とは一線を画している事は勿論のこと、
複数の設計者の作品が集められているわけで、そのアイディアの多様性に驚かされる。
意匠設計の分野では新建築などだと、最後に設計者以外の方のコメントがあったりするので、
スタイルとしては新しいものではないが、構造の分野でこういったスタイルは無かったように思う。


そして、その取材された建築の数は71。
それぞれの建築はそれぞれ別の方が取材を行っており読み応えも文句無しだ。
具体的な内容はと言えば、執筆者によっても異なるが、
建築計画の概要、構造計画の概要に加え、
詳細図などのなかなかお目にかかれないような図面が散りばめられている。


ただ、71もの建築を紹介しているので、概念的な記述がメインとなる。
そういう意味では少し物足りない気もするが、
逆に、だからこそ本書が良書たる所以である。
それは、意匠の人が読んでも理解できるものであるからだ。


意匠の人が構造の概念的な知識を引き出しに持っているという事は非常に重要なことで、
例えば、意匠の方から
「こういう風にしてなんとかなりませんかねー?」
などと言われて、
「はっ!!」
と思うことがある。


「こいつ。。。できるな!」と。(笑


逆に言えば、構造の人は、知っていなくてはならない考えが本書にはある。


「構造設計者が目指す建築の未来」
と題するように、過去の業績を無視して未来などつくれないよね。

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コメント

  1. タッカー | URL | Ooj.TVfs

    初めまして。旧ブログからROMってました。
    現在M1で意匠系にどっぷりはまっているものです。
    構造を考えてないわけではないけど知識に疎いという典型的な構造オンチの私にとっては耳が痛い話です。
    購入して熟読させていただきます(^^;)

    私も最近ブログをはじめたのでよろしければ見てやってください。
    では、これからもためになる記事をよろしくお願いします。

    長文失礼しました。

  2. ちゃっぷ | URL | wqZjrhuk

    >タッカーさん

    コメントどうもです!

    構造って難しいですからねー(笑
    大学で構造の授業をする人が研究者だと
    ますますよく分からなくなることもありますから(笑
    ぜひ読んでみてください!

    僕もこれからカッターさんのブログを拝見させていただきます!

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