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迫るアジア どうする日本の研究者―理系白書〈3〉

2009年09月25日 07:33

迫るアジア どうする日本の研究者―理系白書〈3〉 (講談社文庫)
毎日新聞科学環境部
講談社
売り上げランキング: 13488

研究者・技術者という存在を世界的な視野で取材されている。
理系の学生という立場からすると、非常に興味深い1冊。

まず語られるのは、iPS細胞について。
この研究の期待は世界でも大きい。
どれほどすごいものであったかということが、
いつもは対応の遅い日本政府の支援が、異様に早かったことからも、知ることができる。


確かに、一般的にも、これほどまでに注目される研究というのは少ないと思う。
さらには、このような事で日本が注目される機会も多くはない。
研究自体に対する希望を感じる事はもちろん、
日本における研究者・技術者という存在に期待させてくれる。


かと思いきや、日本の現状はというと・・・


ということで、各国と比較しながら、
人材の動きであったり、女性研究者の現実、政府の対応など、
研究者・技術者社会の様相が綴られている。


また、最後にある、理系学生の就職についての記述も、個人的には興味深い。
かつてほど、ブランド志向が強くないとの事。


大手に就職すれば、やりたいことができなくなる可能性の方が高いし、
かと言って、昔と違い、いつクビになるかも分からない。
建築系で言えば、まず、技術研究所の人間が切られるしね。
つまり、もはや大手に行く意味が小さくなってきているように思える。

けれども、実際にまわりを見ていると、
不景気の影響か、安定志向の人が多いように感じる。

研究職・技術職が、社会情勢の影響を受けやすい存在なのかもしれない。
そんな「やりたい仕事ができない」日本の現状を変えるには、
研究者・技術者が専門知識のみの追求に終始しない事なんじゃないかなと思う。


そんな事を再確認させてくれる1冊。
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