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一流建築家のデザインとその現場

2009年11月10日 04:20

一流建築家のデザインとその現場―現代建築がすぐわかる!よくわかる!
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おもしろい!
インタビューをする人によってこんなにも違いが出るのかと思う。
そして、インタビューされる人も同じ「建築家」でありながら、
こんなにも差が出てくるのかと思う。



少し前、「藤森照信 21世紀建築魂」という本を読んだ。(ブログでの言及はこちら
こちらも本書と同様、インタビュー形式のものだ。
しかし、本書はインタビューする建築家の魅力を、この短い文章という制限においては、
100%引き出しているといっても過言ではない。


そして、何より面白いのが、
それぞれの建築家の違いが見えてくるということ。
それも、作品から表面的に見ることができる差異ではなく、
彼らの思想。


ここで、インタビューされている方達を挙げる。


1.手塚貴晴+手塚由比
2.中村拓志
3.石上純也
4.みかんぐみ
5.原田真宏、原田麻魚
6.藤村龍至


その他にコラボレーターとして


1.戸恒浩人
2.安東陽子
3.佐藤淳


そして、スペシャルインタビューとして


隈研吾


という方々にインタビューが行われている。


インタビューというだけあって、決してお堅い話ばかりではない。
大学生の前半は、そんなに建築を勉強していなかったという人もかなりいるし、
原田さんなんかは、建築サークルなんかには入るな!とも言う。(笑
そういった、それぞれのキャラクターみたいなものが滲み出ていたりして面白い。


また、照明デザイナー、テキスタイルデザイナー、構造家という
コラボレーターの話はなかなか聞くことができないだろう。
(佐藤さんは最近よく出てくるが


そして、何より面白いのが、冒頭で述べた、建築家による違い。
「藤森照信 21世紀建築魂」でも語っていたように、手塚さんは、
「一生懸命説明しなくてはならないようなものはコンセプトではないんですよ。」
と述べている。
そして、iPhoneを例に挙げ、
スティーブ・ジョブズ氏はiPhoneを説明する際、
CPUやメモリがどうのこうのの説明はせず、
あるのは、iPhoneの使いやすさであり、
建築も同様だと言う。


逆に藤村龍至さんは、
「超線形的設計プロセス」と称して、そのプロセスを一生懸命に語る。


別にどちらが正解というわけではない。
考え方に違いがあり、その差異から、成果物である建築に差が生じる。
つまり、その思想と成果物との関係、
そして、それぞれの違いを比することは、
彼らより若い建築家や学生にとっての道しるべとなるのではないだろうか。

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